精米歩合とは玄米からどれだけ表面の糠を落としているかの目安となります。
玄米のまま食べる方もいらっしゃると思いますが、ほとんどの方が精米済みのお米を買って食べているのではないでしょうか。
玄米から糠を半分くらい落としたものを5ぶつき米といい、7ぶは糠を7割くらい落としたお米のことです。
10kgの玄米を買っても精米すると、表面の糠を落とすことになるので、精米歩合によって9〜9.8kgくらいに重量が減ります。
もったいない!という理由で5ぶつきや7ぶつきで精米している方もいますが、玄米のままで食べるときほどではありませんが、炊いたときに糠の匂いが残ります。糠の匂いが苦手な方は標準まで精白されたお米をお薦めします。
お米は玄米のまま冷暗所に保存して、炊く直前に精米するのが一番いい方法だと思います。玄米のまま保存されたものは収穫してから一年近くたった夏でもおいしくいただけます。
みなさんがお住まいの地域には“コイン精米機”というものがあるでしょうか?
玄米を持っていき、玄米を投入、お金を入れると自動で精米されたお米が出てくるという便利な機械が設置してある無人の施設です。
左の写真のように、精米歩合を選ぶことができる機械もあります。機械が故障していない限りは24時間営業なので、とても便利です。
魚沼地方では30kgの玄米を精米するのに¥300くらいが相場となっています。
そんな施設は近くにないよ〜。という方は、家庭用のコンパクトな精米機もありますので、精米したてのごはんが食べたい。というこだわりがある方は購入を考えてみてはどうでしょうか。